サシバエは成虫15%~20%に対して幼虫が80%を占めています。そのためサシバエの成虫を見かけたらすぐに駆除を行い、できるだけ幼虫が増えないよう対策を行う必要があります。
成虫駆除・幼虫対策はアート工業にお任せください!
自社トラップや薬剤による成虫駆除を行い、幼虫対策のご提案をいたします。
農場の規模と状況により対策方法は異なりますので、無料の現地調査を行ない最適な方法をご提案します。
成虫の特徴
大きさはイエバエよりやや小ぶりで、頭部には吸血用の針があります。
また、体と羽根で二等辺三角形を形成するイエバエと比較すると、サシバエは体と羽根で正三角形を形成します。
吸血性のハエであるサシバエは、朝夕に吸血します。その際牛は針で刺された痛みが生じるので、次のような行動をとります。
頻繁に尾を振り回す、皮膚が震える、腹の下を蹴る、前足で掻くなど。
その結果牛に落ち着きがなくなり、放し飼いの畜舎では牛がある一定の場所へ集まるといった行動を見せます。
サシバエの成虫対策を行なうメリット
- 牛の生活環境の向上
- 感染症予防
- 乳量向上
- 肉質向上
農場の規模と状況により対策方法は異なるので、無料の現地調査を行ない最適な方法をご提案します。
対策
自社トラップ
捕虫トラップを使用し、畜舎を移動する際のサシバエのルートへ設置。1面約8000匹前後捕虫可能。
通路へピンポイントに設置できるのが強みです。
薬剤噴霧
煙霧機を使用。粒子の滞留時間が長く殺虫効果が高いが、粒子が3ミクロンと細かいため畜舎・畜体は濡れません。
サシバエの成虫、ゴキブリやムカデ等、その他の衛生害虫にも効果があります。
石灰塗布
畜舎内の清掃後、畜舎全体に石灰塗布を行います。石灰の除菌・殺菌作用により感染症予防になります。最低でも年1回は塗布し直すのがよいでしょう。
感染症の発生やまん延が多くなる残暑後の秋口に行うのをおすすめします。
アート工業では、前日の畜舎内の床や壁の清掃から、塗布しない部分の養生まで行います。